保健学全般に共通する理論、技術の構築、開発と評価、保健管理における諸課題を対象とした研究及び教育を行う
保健学全般に共通する理論、技術の構築、開発と評価、さらに保健管理における諸課題を対象とした研究及び教育を行う。また、分子情報の解析などの検査技術の開発やリハビリテーションの対象と なる生体運動・精神機能の分析方法などの基盤的保健学教育及び研究指導を行う。ここで扱う研究は保健サービスの人的あるいは物的な管理の向上、また保健課題に対しての分析方法や、それから得られた情報の有効利用を目指すものであり、WHOの提唱する保健システム強化アプローチの「サービスの提供」や「情報」に合致するも のである。
基礎看護学分野
基礎看護学分野においては、いわゆる基礎看護学と看護管理学がある。看護理論、看護介入論、看護教育論ならびに 看護管理論について教育・研究指導を行う。 基礎看護学では①看護理論(主要な看護理論を用いた看護方法論の構築)、②看護介入論(看護独自の介入法、 介入の効果についての検証と新たな技法の開発・探求)、③看護教育論(看護教育制度の変遷、継続教育カリキュラムの 編成や評価法)、基礎看護学演習(研究課題に適した研究手法、看護研究方法論や基礎保健データ解析学など)を 学び自己の研究課題解決に向けて学習する。看護実践の基盤となる関連学問領域の諸理論および看護の諸理論を探求し、 基礎看護に関する研究課題を総合的な視野から幅広く捉えて研究する。 看護管理学では、看護管理に関連する理論や方法論について教育・研究指導を行う。看護を取り巻く様々な課題を探究し、 理論や方法論を通して解決策を探り変革を担う看護の役割やマネジメントについて学習する。特に保健医療福祉機関においては リーダーシップを発揮して実践の場の変革を促す実践能力やCNSとしての役割についても学習する。 また、看護の基礎となる基礎看護学の諸理論や方法論は看護をマネジメントするための基盤となるため、 看護に関する諸理論を探求し、看護管理に関する研究課題を総合的に捉え研究する。
- 近藤 由香
- 基礎保健学ユニット
看護学領域
- 恩幣 宏美
- 基礎保健学ユニット
看護学領域
- 柳 奈津子
- 基礎保健学ユニット
看護学領域
- 辻村 弘美
- 基礎保健学ユニット
看護学領域
基礎生体情報検査科学分野
基礎生体情報検査科学分野においては、分子レベルでの生体情報の効率的な収集技術の開発並びに得られ た情報の解析手法の構築について教育・研究を行う。本分野では、高度・先端医療の進展に伴って必要とさ れる個としての生体からの精密な情報収集のために、分子、細胞、組織、機能など広範な情報解析を目的と した教育・研究を行い、新たな解析技術開発能力を養成する。生体情報検査科学分野の学問体系を確立する とともに、新たな検査技術の開発及び医療機器や医薬品の開発に参画する。
- 輿石 一郎
- 基礎保健学ユニット
生体情報検査学領域
- 大西 浩史
- 基礎保健学ユニット
生体情報検査学領域
- 安部 由美子
- 基礎保健学ユニット
生体情報検査学領域
- 柴田 孝之
- 基礎保健学ユニット
生体情報検査学領域
- 時田 佳治
- 基礎保健学ユニット
生体情報検査学領域
- 豊村 暁
- 基礎保健学ユニット
生体情報検査学領域
基礎リハビリテーション学分野
基礎リハビリテーション学分野においては、障害の解析及び機能評価や機能回復に関わる基礎医学的、基 礎理学療法学・作業療法学的な研究を行う。リハビリテーションの対象となる神経系、運動器系、内部障害 系の各種疾患によって引き起こされる機能障害・活動制限・参加制約の機序を解析するために必要となる幅 広い知識・技術の向上を目指す。また、経過観察や効果判定に不可欠な評価方法を検証するとともに、機能 回復のメカニズムを究明するための形態学的、生理学的、動作学的な手法についての研究を行う。
- 臼田 滋
- リハビリテーション領域
基礎保健学ユニット
- 久田 剛志
- リハビリテーション領域
基礎保健学ユニット
- 三井 真一
- リハビリテーション領域
基礎保健学ユニット
- 李 範爽
- リハビリテーション領域
基礎保健学ユニット
- 田中 浩二
- リハビリテーション領域
基礎保健学ユニット
- 山崎 恆夫
- リハビリテーション領域
基礎保健学ユニット
- 山路 雄彦
- リハビリテーション領域
基礎保健学ユニット
- 久留利 菜菜
- リハビリテーション領域
基礎保健学ユニット