2025年10月25日・26日、本学昭和キャンパスにて、医学部保健学科・大学院保健学研究科が中心となり、群馬大学医学部特別主催事業「秋の散歩道」を開催いたしました。
当日は多くの皆さまにご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。
ご来場いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
シンポジウムI「待ったなしの防災対策」について、以下のようなスケジュールで実施しました。
・開催日時、場所
10月25日(土)10時~12時(新棟1階中講義室)
・共催
・演者、演題
1. 崎山恵里那 群馬大学大学院保健学研究科 博士後期課程
「保健学科避難訓練介入研究から見えてきたこと」
2. 石川麻衣 群馬大学大学院保健学研究科 准教授
「今こそ考えたい『地区防災』ー命を守るための基本と変わりゆく防災対策」
3. 山﨑千穂 群馬大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 准教授
「防災:公衆衛生でできること」
4. 金井昌信 群馬大学大学院理工学府 教授
「防災教育の誤解と効果的なポイント」
5. 市民代表 内田美貴 防災士
「全体討議」防災グッズを紹介しながら平時の備えについて意見交換
・関連リンク
・開催内容
保健学研究科は、「群馬大学多職種人材育成のための医療安全教育センター(PSEC)」および国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営する産学官連携プログラムである「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT):災害など危機的状況でもヒト・モノ・ココロがつながる健康医療共創拠点」との共催により、災害時の医療・保健・地域防災の在り方を多職種の視点から考えるシンポジウムを開催しました。
当日は、学生、地域住民、自治体関係者など多数の参加者が集まり、活発な議論が展開されました。
避難訓練の課題、災害時に配慮が必要な方への支援や共助の考え方、防災ヘルスプロモーションや地区防災が示す新たな防災対策、金井教授による防災教育の実践的ポイントの紹介、防災グッズの活用事例など、さまざまな角度から議論が行われました。
会場からも多くの質問が寄せられ、参加者一人ひとりが「平時からの備え」と「つながりの力」の重要性を改めて共有する機会となりました。

