2025年10月25日・26日、本学昭和キャンパスにて、医学部保健学科・大学院保健学研究科が中心となり、群馬大学医学部特別主催事業「秋の散歩道」を開催いたしました。
当日は多くの皆さまにご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。
ご来場いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
シンポジウムⅡ「スポーツ現場における医師・理学療法士の関わり」について、以下のようなスケジュールで実施しました。
・開催日時、場所
10月25日(土)15時~17時(新棟1階 中講義室)
・座長
山路雄彦 群馬大学大学院保健学研究科 リハビリテーション学 准教授
・演者、演題
1. 田鹿 毅 群馬大学大学院保健学研究科 リハビリテーション学 教授
「野球:成長期選手をけがから守る取り組み」
成長期の野球選手が安全に競技を続けられるよう、地域貢献事業として行っている「成長期スポーツ障害検診」や「高校野球投手のメディカルチェック」の実践を紹介しました。
2. 小林 匠 群馬大学大学院保健学研究科 リハビリテーション学 教授
「バスケットボール:B.LEAGUEでの外傷予防とセルフコンディショニング」
けがの多いバスケットボール競技におけるB.LEAGUEでの外傷予防の取り組み、選手自身が行うセルフチェックやコンディショニングの重要性について報告しました。
3. 加藤 大悟 群馬大学大学院保健学研究科 リハビリテーション学 助教
「競泳:ジュニア世代の障害予防とコンディショニング」
競泳選手に多く見られる「使い過ぎ障害(オーバーユース)」を防ぐための取り組みとして、成長期に求められる身体づくりや、理学療法士として水泳連盟で行ってきた支援活動を紹介しました。
・開催内容
本シンポジウムでは、野球・バスケットボール・競泳という異なる競技分野におけるけがの予防とコンディショニングをテーマに、現場で活躍する教員が最新の取り組みを紹介しました。
登壇者からは、スポーツ現場でのけがの予防には、医師・理学療法士・指導者・家族が一体となった支援体制が不可欠であることが強調されました。
来場者からも質問が寄せられ、専門職の連携と地域スポーツ支援の重要性を改めて共有する機会となりました。


