2025年10月25日・26日、本学昭和キャンパスにて、医学部保健学科・大学院保健学研究科が中心となり、群馬大学医学部特別主催事業「秋の散歩道」を開催いたしました。
当日は多くの皆さまにご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。
ご来場いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
特別講演II「不真面目医学生が大学を作るまで」について、以下のようなスケジュールで実施しました。
・開催日時、場所
10月25日(土)15時~16時(新棟2階ミレニアムホール)
・座長
松本和真 医学祭実行委員長
・講師
鯉淵典之 群馬大学特別教授/太田医療専門学校 学校長
・開催内容
鯉淵先生は、学生時代を振り返り、予期せぬ出会いや経験の積み重ねが、研究への情熱および教育への使命感を形づくっていったこれまでの歩みについて講述されました。研究に対して特段の関心を抱いていたわけではなかった学生時代から、恩師や仲間との出会いを契機に研究の面白さを知り、留学を経て生理学教員として大学に奉職。教育現場において学生の成長に触れる中で教育の意義を再認識され、さらなる海外研鑽を重ねられました。現在では、新たな大学設置にも携わるなど、研究者・教育者として多方面にわたる活動を展開されています。
「決して真面目で優秀とは言えなかった」とご自身を省みつつも、折々の転機での人との出会いと偶然の積み重ねによって歩まれた道のりは、医学生および将来医学の道を志す若者に対し、学問と人生の多様な可能性を示唆する極めて示唆的な内容となりました。
