2025年10月25日・26日、本学昭和キャンパスにて、医学部保健学科・大学院保健学研究科が中心となり、群馬大学医学部特別主催事業「秋の散歩道」を開催いたしました。
当日は多くの皆さまにご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。
ご来場いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
センター教員企画シンポジウム「保健学研究科研究教育センターの歩みとこれから」について、以下のようなスケジュールで実施しました。
・開催日時、場所
10月26日(日)10時~12時(新棟2階ミレニアムホール)
・開催内容
本学医学部保健学科および大学院保健学研究科では、社会の多様な課題に応えるため、研究・教育・地域保健活動・国際保健活動を積極的に推進しています。これらの活動の基盤として、附属研究・教育センターには、国際保健推進室、地域保健推進室、高度専門職養成推進室、多職種連携教育推進室、保健学研究推進室の5つの推進室が設置されています。
本シンポジウムでは、それぞれの推進室が進める特色ある活動と成果を共有しました。
・演者
篠﨑博光 群馬大学大学院保健学研究科 看護学 教授
国際保健推進室では、学生の海外派遣や留学生の受け入れを通して、相互理解と国際的視野を育む取り組みを行っています。講演では、教員・学生・留学生が多様な文化的背景のもとで交流し、共に学ぶことで得られた成果や、今後の国際保健教育の展望について紹介されました。

・演者
李範爽 群馬大学大学院保健学研究科 リハビリテーション学 教授
多職種連携教育推進室では、「多職種連携マインド」を備えた国際的に活躍できる次世代人材の育成を進めています。
本講演では、日本人学生の海外での実践活動、留学生による国内での地域・教育活動、そしてこれらの経験をもとに準備が進む多職種連携国際学生組織について発表がありました。


・演者
佐藤由美 群馬大学大学院保健学研究科 看護学 教授
地域保健推進室は、「教育・研究・実践を通じて地域の健康づくりに貢献しています。
講演では、学生が主体的に地域活動に取り組む「学生保健サポーター養成プログラム」や、修了生ネットワークを活かした地域保健活動の展開が紹介されました。

・演者
岡 美智代 群馬大学大学院保健学研究科 看護学 教授
高度専門職養成推進室では、看護研究の成果を臨床や地域で生かすことを目的とした「群馬大学看護発 看護研究実践統合センター」の運営を中心に、研究と実践をつなぐ活動を展開しています。
また、実践現場で研究を活用できる人材育成を目指す「保健学実践研究力向上プログラム」の推進状況や、「Best Nurse Researcher賞」受賞者の京田亜由美准教授の研究紹介や表彰も行われました。
