2025年12月1日(月)、骨髄バンクのドナー登録事前説明会を実施しました。
当日は、日本骨髄バンク地区普及委員の本多洋治先生と、群馬県赤十字血液センターの青木康浩先生を講師にお迎えし、医学部保健学科看護学専攻および検査技術科学専攻の学生を対象に特別レクチャーが行われました。説明会では、骨髄移植の現状やドナー登録の重要性について、熱意あふれるメッセージとともに解説いただきました。
日本では、白血病など重い血液の病気の治療のため、毎年約2,000 人の方が骨髄移植を必要としています。しかし、適合するドナーが見つかる確率は数百分の一から数万分の一で、実際に移植受けられるのはそのうちの半分程度です。
群馬大学では、日本骨髄バンクと連携し、若いドナー候補者を増加させるプロジェクトを実施しています。今回の説明会もその一環として実施され、学生たちが命をつなぐ医療の現場について深く学ぶ貴重な機会となりました。
