群馬大学は、順天堂大学を代表機関とした「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT):災害など危機的状況でもヒト・モノ・ココロがつながる健康医療共創拠点」に採択されています。
そのプログラムの一環として、保健学研究科が主体となって進めている研究課題「災害リスクコミュニケーション及び教育体制の構築」に関し、第72回北関東医学会総会にて、ワークショップ「防災とヘルスを繋ぐ共創の場のプロジェクト」を開催いたしました。
テーマは、まさに私たちの暮らしに直結する「防災」と「健康」をどう繋ぐか。保健学・医学・理工学の垣根を越えた先生方が集結し、会場は熱気に包まれました。
講演では、防災とヘルスの最前線を切り拓く取り組みが次々に紹介され、参加者の関心は途切れることなく続きました。質疑応答では群馬大学名誉教授の神田先生も発言し、共創の場にふさわしい“熱い知のキャッチボール”が展開されました。
今回のワークショップは、まさに「防災×ヘルス×デジタル」をキーワードに、未来の社会に必要な新しい視点を提示する場となりました。群馬大学発のアイディアが、日本中、そして世界の地域づくり・健康づくりに広がっていくことが期待されます。
「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」…
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営する産学官連携プログラム。
大学等が中心となって未来のありたい社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともに、プロジェクト終了後も、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指す。