2026年8月31日(月)、順天堂大学において開催された科学技術振興機構(JST)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)共創分野(本格型):災害など危機的状況でもヒト・モノ・ココロがつながる健康医療共創拠点」の令和8年度サイトビジットに参加いたしました。
サイトビジットとは、事業の配分機関である科学技術振興機構(JST)のプログラムオフィサー(PO)等が実際の研究開発拠点を訪問し、進捗状況の確認や今後の取り組みについて意見交換を行う現地調査・評価の機会です。
保健学研究科からは、本プログラムを通じて太田市とともに推進している、地域に根ざした健康・医療の仕組みづくり「太田市モデル」について報告いたしました。
■ プロジェクトの概要と本学の取り組み
保健学研究科は、順天堂大学を代表機関とする『災害など危機的状況でもヒト・モノ・ココロがつながる健康医療共創拠点』(課題番号:JPMJPF2301)に参画しています。
本プログラムは、大学・企業・自治体・地域住民が連携し、研究成果の社会実装を目指す取り組みです(2025年度より本格型へ昇格)。
災害対応は発災直後の救急医療にとどまらず、避難生活の長期化に伴う持病の悪化やメンタルヘルスの悪化など、二次的な健康被害への対応が重要となります。
そのため本拠点では、以下の5つの研究課題に取り組んでいます。
本学からは保健学研究科が中心に参画し、理工学府・医学系研究科と連携して、齋藤貴之保健学研究科長が「課題5」のリーダーを務めています。
保健医療の専門性と理工学・データ科学の技術を融合(理工×保健)させ、地域で実際に運用できる仕組みの構築を目指しています。
■ 太田市モデル(防災ヘルスプロモーション)の展開
保健学研究科では、2025年に太田市と共同推進の合意を締結し、「太田市モデル」として日常の健康づくりと災害への備えを一体的に進める「防災ヘルスプロモーション」に取り組んでいます。
主な取り組みは以下のとおりです。
■ 今後の展望
今後は、これまでに整備した教材、データ活用法、住民協働の手法などを体系化し、地域の災害リスクや医療資源に応じた汎用的なモデルとして他地域へ展開していく予定です。
群馬大学は、代表機関の順天堂大学をはじめとする参画機関と連携し、平時・有事を問わず地域住民の健康を支える社会基盤の構築に取り組んでまいります。

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