高度医療と研究をつなぎ、診断の未来を創るリーダーを育成します。
ー研究マインドと臨床力を併せ持つ臨床検査技師の養成ー
他大学と比較し、群馬大学保健学科がいかに魅力があるのか、データを交えながらお話しします。
こちらからご覧ください。
日進月歩で発展する検査技術科学分野の専門知識や技術を学び、検体検査および生理機能検査をマスターして、高度専門化した医療に対応できるような教育を行います。また、細胞検査士養成コース(定員5名程度)も設置しています。
臨床検査技師は、医師の指示のもとに検査を行い、診断や治療に必要な患者さんのデータを提供する専門職です。
血液や尿などを検査する「検体検査」と、超音波検査や心電図など患者さんを直接検査する「生理機能検査」に携わります。
迅速かつ正確な検査が求められ、病気の早期発見や、適切な治療法の選択に対して大切な役割を担っています。
臨床検査技師になるためには、まず1年生で検査の基礎知識となる人体の構造や機能を学びます。2年生から3年生にかけて、微生物学・血液検査学・病理学などの検査の専門的な講義や実習を行います。3年生の後半では医学部附属病院で実際の医療現場の環境の中、臨床検査技師として必要な知識と技術を学びます。4年生では各分野の研究室に所属し、1年間の卒業研究を行います。4年生の2月には、臨床検査技師国家試験を受験します。
臨床検査技師について詳しくはこちら
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会HPより
※国家資格ではなく日本臨床細胞学会認定の資格です。
細胞検査士は、患者さんから採取された細胞を顕微鏡で観察し、良性細胞か悪性細胞かを見分け、悪性細胞や怪しい細胞を見つけ出す専門職です。悪性細胞や怪しい細胞を見つけた場合、医師とディスカッションを行い診断を確定させます。このため医師との連携が求められます。
主に病院や検査センターで活躍し、癌の早期発見に重要な役割を果たしています。
細胞検査士コースに入ったら……
3年生では、主に細胞を見る上で必要な病理組織学や細胞診断学に関する知識を身に付けます。4年生では、実際の細胞診標本を顕微鏡で観察し、模擬的に診断をします。診断した標本は、細胞検査士資格を持つ教員および細胞診専門医資格をもつ教員とディスカッションをし、細胞検査士として身に着けるべきスキルを磨いていきます。
4年生の10月に細胞検査士認定試験一次、12月に二次試験を受験します。
細胞検査士について詳しくはこちら
公益社団法人 臨床細胞学会HPより
2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | ||
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臨床検査技師(%) | 群馬大学 | 95.0 | 100.0 | 84.2 | 90.2 | 92.5 |
全国 | 88.0 | 89.5 | 86.4 | 91.6 | 83.1 |
*青字は複数の卒業生 病院名は通称で表記 順不同
東京都立病院機構 | 東京都予防医学協会 | 静岡済生会総合病院 |
東北労災病院 | 長野赤十字病院 | 小倉記念病院 |
浜松医科大学 | 北里メディカルセンター | 横須賀共済病院 |
上都賀総合病院 | 恵愛堂病院 | 由利本荘医師会 |
中東遠総合医療センター | 角田病院 | 浜松医科大学附属病院 |
戸田中央メディカルケアグループ |
群馬県、栃木県、高崎市、入間市